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DIYでまちづくり〜鹿沼のネコヤドと饗茶庵。そして久我〜

栃木県は鹿沼市が面白いって知ってますか?世界遺産で海外旅行客が多く集まる日光へ行く途中に鹿沼市があります。いま、このまちが一軒のDIYで始まったカフェからまちを巻き込んで面白くなっています。

 

ネコヤドに行ってきた

ネコヤド 商店街(ネコヤド市)とは、毎月第一日曜日に開催される栃木県鹿沼市上材木町根古屋(ねこや)路地で開催されているイチです。ところせましと普通の家やお店、ガレージでポップアップストアと言われる1日限定で色んなお店がオープンします。雑貨などの小物や、アップルパイなど手づくり料理、パンや新鮮野菜など、ちょっとしたクラフトマーケットのようでした。

 

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フランス料理のお店がネコヤドの日はたくさんのクラフトショップに変身。

 

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100円でEriがゲットした手づくりのクマの髪飾り。

 

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普通の駐車場でオーガニック野菜やリンゴ、手づくりのアップルパイを販売。

行ってびっくり。普通の町かと思いきやかなりオシャレだったり、歴史があったり、オシャレ度合いはこちらの動画を見ればわかるかと。

2014 クロネコ夜市 from vivid sugar on Vimeo.

 

こんな感じで、ポップアップストアでお店を出したい人が出店し、固定客がついてきたら実際に鹿沼にお店をオープンするという流れができて、リスクを抑えながら若い人が良い感じのお店を次々とオープンしているそうです。毎月第一日曜日に開催されるので、固定ファンもついて今や毎月1000人ほどの人が訪れるそうです。

1軒のカフェから始まった

ネコヤドは、鹿沼のカフェ「饗茶庵」から始まりました。オーナーで自宅をDIYで改装してカフェをオープンした風間さんがはじめたものです。詳細は、日本仕事百科で紹介されているので、興味のある方はぜひ見て欲しいです。

カフェからまちづくり « 生きるように働く人の仕事探し「日本仕事百貨」

 

10年以上前にDIYで自宅をカフェにしただけでも凄いのに、ネコヤドのようにみんなもお店やってみなよと巻き込んだり、自身は焙煎もするし、日光でかき氷の氷も作るしさらに他にも町家をDIYでカフェにしたり、日光にも出店したり。

日光珈琲 | カフェ 饗茶庵 本店 日光珈琲玉藻小路 日光珈琲 朱雀 日光珈琲 御用邸通 ソエポエ ルッカ

 

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「饗茶庵」。路地裏にある普通の家が人気のカフェに。

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日光の氷で作られたかき氷が絶品!12月に入ってもまだ氷があったからと作ってくれました。

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近くにはアヒルもいてネコヤドは子どもが楽しめます。

 

饗茶庵では、毎月一回授業が開かれる市民でつくるカヌマ大学の学長さんと出会って話を聞いたり、手づくり感たっぷりにみんなで楽しくまちをつくっている途上という感じでした。

ホーム | カヌマ大学

 

当日案内してくれた栃木出身でAIAの村瀬さんが鹿沼の魅力の10%も案内できてないと言うほど、1つ1つゆっくり濃い時間と人がいます。


エリア・イノベーション・アライアンス [ AIA ] 自立するまちづくり支援サイト

 

久我のおばあちゃん・おじいちゃんアーティストが凄い

最後に案内してもらったのがネコヤドから車で少しいった久我というエリア。古民家を改装したギャラリーで展示会をされている家に行きました。

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これはもうすいません。写真や文章では伝えられないです。とっても元気なシニアなおばあちゃん、おじいちゃんが、ギャラリーは無料で開放し、コーヒーやお茶菓子を出してくれ、過去に開催されたギャラリーの写真を見せてくれながらたくさん話をしてくれました。ギャラリーは1年以上先まで予約が入っており、久我のおばあちゃんやおじいちゃんアーティストたちが里山の見えるほんとに良い雰囲気を醸し出している場所で自分の作品を展示されています。

 

Eriはお土産にさらにたくさんのお菓子を頂き、ネコヤドよりもここが一番お気に入りだった様子。それにしてもこんな老後が過せたら本当に知的で豊で幸せだろうなと感じた場所でした。若い人が来てくれて嬉しいと言っていたけれども、久我はほんとに素晴らしい場所・人たちで、若者だけでなく外国人もきっと衝撃を受けるほど楽しめるだろうと思います。

 

鹿沼は人を虜にする魔境だと聞いていたけど、楽しい1日を過させて頂きました。また来月も行くことになりそうです。

 

 

シビックエコノミー?世界に学ぶ小さな経済のつくり方

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