LIFE IS SHARING

ちょっと未来のシェアライフをご紹介。

お金の流れが変わる

突然ですが、みなさんお金はどうやって集めますか?

働いて稼ぐ

貯金しておく(利子で増やす)

銀行から借りる

株で投資する

不動産に投資する

今、この手段がAIやシェアリングエコノミーによって大きく変わりつつあります。また経済の成熟化・多様化、少子高齢化などにより社会環境が変化し、企業も大量生産・大量消費の時代ではなくなり、国や自治体もいつまでも税収や補助金を今の仕組みのまま継続することが難しくなってきています。 

 

経済的メリットのあるクラウドファンディングの台頭

 

そこでクラウドファンドディングというCtoCやPeer to Peerと呼ばれる、個人(企業)から個人(企業)という銀行を介さずに直接お金を届ける方法。寄付型、購入型、投資型とそれぞれ特徴的な変化を生み出しています。

寄付型は、東日本大震災の災害支援や地方活性化の企画にReadyforやFAAVO、JAPANGIVINGなど寄付を中心としたタイプ。

購入型は、町工場の商品開発や飲食店の開業や新メニュー開発、映画や音楽の制作などMakuakeやCampfire、MotionGalleyなど、対価として商品やサービスを購入するタイプ。

投資型は、お金の借りてと貸してを繋ぐソーシャルレンディングや、未上場など株式、不動産など、maneoやFUNDINNO、クラウドリアルティなどに投資したりタイプ。

このうち特に購入型と、投資型は、経済的なメリットが強いため、共感などの想いとその対価としての商品や金銭などのリターンの組み合わせにより、1件あたり数千万円や億単位の資金が集まるようになってきました。

例えばクラウドリアルティでは、京都の町屋再生プロジェクトで、7200万円をたった3週間で110人ほどから集めました。

www.crowd-realty.com

 

クラウドファディング・シェア・金融機関の連携

それに加えて、クラウドファンディングと銀行が提携し、「協調融資制度」まで新設されました。これは、常陽銀行の紹介でMakuakeを実施した企業に対して、クラウドファンディングでの資金調達額(100万円以上・500万円以下に限り、最高融資額は500万円)と同額を融資可能とする仕組みです。

www.makuake.com

 

またairbnbとみずほ銀行の提携も発表されました。民泊を始めるのに銀行からの融資が入ってくると、家主滞在型の民泊としてマイホームを所有したり、住宅ローンが使えないケースでもシェアハウス付きの民泊経営などする人も増えてくるかもしれません。こうしたクラウドファンディングやホームシェアなどシェアリングエコノミーと金融機関など大企業が連携していけば、スケールする可能性が高いです。日本は金融資産や空き家を含む不動産などの豊かな資産があるため、大きく変わるポテンシャルを持っているからです。

japan.cnet.com

 

Miraie代々木上原シェア保育園へのチャレンジ

そして私自身も新たなチャレンジに踏み込みました。不動産投資に特化したクラウドファンディング「クラウドリアルティ」を活用し、保育園付きのシェアハウス・ゲストハウスを組み合わせた未来の家づくりを始めます。
mazel.jp

 

保育園という待機児童の解消や企業の復職支援などの福利厚生にもなる企業主導型保育制度という補助金を活用し、保育園事業者と企業と家族を組み合わせた地域に開かれた家。渋谷区代々木上原という立地で、シェアを活用した新しいまちづくりを始めたいと考えています。土地購入の資金1.74億円の調達は個人や企業から直接調達し、一定のリターンを金利で支払います。補助金を活用し、保育園事業者が入ることで、投資家のリスクは抑え、事業が安定的になってくれば金融機関から融資を受けて買い戻す予定です。

 

クラウドファンディング、民泊やスペース、子育てなどのシェアサービス、保育園という社会的なサービスと政府の補助、そして金融機関の活用。こちらイベントも開催しますので、よろしければご参加ください。

 

Miraie代々木上原 つながりシェア保育園 〜不動産特化型クラウドファンディング「Crowd Realty」〜トークイベント

 

個人、行政、企業、そしてそれを繋ぐシェアが融合・繋がることで、お金の流れが変わり、お金が余る・足りないというギャップを埋めていき、共感と経済的メリットによって、資本主義の論理ほど稼ぐことはできなくても、継続的に仕事ができる、社会にとって必要なところへお金を効率的に回し運用する、持続可能な社会へ以降できるのではないかと期待しています。