三輪自転車は移動販売のお店や食事、ガイドもできて素晴らしいのに日本は障壁が多い
ブログタイトルをLIFE IS SHARINGに変えました。世の中をもっとシェアにしていくべく、我が家のシェアライフを事例に、シェアの課題と解決策、ノウハウなどを個人や家族視点で役立つ情報をお届けします。
誰もが個人事業をしやすい社会に
三輪自転車を購入しました。お店を持たなくても移動しながら個人が事業できるってとても素晴らしい。昔のリヤカーや屋台、露天商店がたくさんあった時代って個人が事業を始めるのに、実はとてもうらやましい時代だったのかもしれません。
airbnbやUber（Uber eats）、そして自宅で食事提供するミールシェア（eatwith、vizeat）など、世界中で広がるシェアサービスは、ITを活用したマイクロアントレプレナーという現代的な個人事業主を加速度的に増やす環境を整えています。本人確認や相互レビュー、保険の仕組みも提供することで昔の闇市的なトラブルを回避し、個人同士が繋がり商売する人が増えています。
最近妻が外国人が教える家庭料理教室tadakuで、台湾料理を自宅で教え非常に好評です。週に1回程度で月に10万円程度稼いでいます。
日本は自転車での移動販売が難しい
この三輪自転車で、台湾料理を移動販売できれば良いのですが、残念ながら日本は自宅のキッチンを仕込み場にもできないし、自転車で食事の移動販売の許可を取るのは至難の技です。
自転車で食事提供する場合、この引車での営業ってことになるのですが、販売して良い品目もおでん、ラーメン、焼きそばなど限られている上に、１品目しか選べない。その上、
※引車での営業は、衛生上の取扱いが不十分になりがちなため、できるだけ固定店舗や自動車による営業に変更してください。
と、完全にやらないようにして欲しいって方向に向かっています。ヨーロッパやアメリカでは移動式のカフェや移動販売を自転車でおしゃれに始めている人は増えているのに、日本は逆行しています。こんな素敵な自転車のカフェチェーンのビジネスもありますが、日本だと残念ながら保健所の許可が下りないので始められません。
とはいえ、できることを始めていかないと日本の法律も条例も変わりません。雑貨販売なら許可なくできるし、パッケージされた商品を仕入れるなら許可を取ることは難しくありません。台湾で人気のグッズをキュレーション販売したり、地域を盛り上がるために戸越銀座商店街のお店からキュレーションしながら、移動販売と観光ガイドをもできます。こんな風に二子玉川で移動販売されている人もいます。
また料理教室ならできるので、良い場所見つけて出張料理教室もできます。お声がけ頂ければ、近くであれば会社でもどこでも行きますので、ぜひご連絡ください。
販売場所も、知り合いや企業に貸してもらったり、お店や私有地を１日から貸してくれる軒先ビジネスを使えば誰でも簡単にお店を持つことができます。
三輪自転車でまちおこしや観光ガイドも
早速、戸越銀座商店街デビューしてきました。ちょっと移動するだけで色んな人が話しかけたり、注目度も大。子供や人も乗せられるし、地域の魅力を高めるためにも三輪自転車での移動販売はとても可能性があると感じます。
戸越銀座で人気の塩専門店solcoと銀ちゃんともパチリ。
三輪自転車なら子供を乗せたり、人力車のようにシートを設置して地元の歴史や良い店を紹介するような観光ガイドもできます。今年、通訳案内士の規制緩和も可決される予定なので、個人が有償で外国人をガイドすることもできるようになります。
今回、オリジナルの三輪自転車を販売してくれたサンリン自転車生活社の三輪ノブヨシさんには本当に感謝です。三輪さんとっても素敵な方で、前述の二子玉川や、鎌倉で人気のカフェとその移動販売をされている方へ提供したり個人がどこでもお店をできるようにと、こんな素敵な三輪自転車を作られています。今どき電動自転車も10万円ほどしますし、ロードバイクもとても数十万円はしますが、投資回収ができるような移動販売の三輪自転車は20万円もあれば購入できますよ。
移動販売に興味のある方にオススメ本
小さな人気店をつくる！ 移動販売のはじめ方 (DO BOOKS)
- 作者: 平山晋
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はじめての「にぎわい移動屋台」オープンBOOK (お店やろうよ! (24))
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