LIFE IS SHARING

ちょっと未来のシェアライフをご紹介。

熱海を二拠点居住の入口に。ゲストハウスMARUYAからatamistaになろう!

ここ最近、Miraieの地方版を作りたいと、栃木・千葉・長野・静岡など近東京エリアで、色んな場所に足を運んでいます。東京に拠点があることを考えると、現実的に地方と行ったり来たりするには交通費と時間を考えると片道で2時間&2000円以内じゃないと厳しいと実感しています。新幹線や車を使えば1時間以内、日帰りや急用があってもすぐに行ける(戻れる)ならより良いです。

 

車を持っていないので、できれば電車かバスの公共交通機関が便利で、airbnbのゲストハウスを併設することを考えると、外国人が使える新幹線のフリーパス(7日間で29,110円と非常に安い!)を使って停車する駅近くは物件価値を高める可能性もあります。

JAPAN RAIL PASSとは? | ジャパンレールパス | JAPAN RAIL PASS

 

海や自然が豊かで、温泉や農園を持てる。その上、都内から1〜2時間の近東京エリアで2拠点居住をしたい人は、引退したシルバーではなく2-30代でも多いのではないでしょうか?

 

最短45分、最安1290円で行ける熱海

日本は本当に魅力的な地方が多く、正直どこに行っても魅力的でした。ただ、中でもこれらの条件を最も満たしているのが、熱海なのです。東京から新幹線だとわずか45分。東海道線でも1時間40分で片道1,940円、小田急線なら新宿から片道たった1,290円という好条件です。

 

そんな熱海で8年前からまちづくりに励み、カフェを作ったり、マルシェを定期開催したり、自然を体感するシーカヤックや農業体験などのアクティビティを作っている若者たちがいます。NPO法人atamistaを中心に代表の市来広一郎(いちきこういちろう)さんです。

atamista | 100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる

 

市来さんたちがつくったCafe RoCAは、単なるカフェではなく、まちづくりの拠点となるコミュニケーションスペースになっています。そこではDIYリノベーションスクールを開催したり、ヨガを開いたり、地図作りをしたりとイベントが盛り沢山。都心から近いこともあって様々なゲストを呼ぶことにも成功されています。

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(熱海銀座の中心にあるCAFE RoCA。DIYでリノベーションして雰囲気も良い感じ)

caferoca.jp

 

二拠点生活には現地で価値観の共有できる仲間が大切

二拠点生活を始めるにあたって最も重要だと思うのが、現地の人とのつながり。特に近い世代や近い価値観を共有できる面白い仲間がいるかどうかです。田舎暮らしでよく失敗するのが、田舎に憧れてIターンをはじめても地域との交流がうまくいかなかったり、慣れない生活をサポートしてくれる人がいなかったり、新しいことを始めようとしても批判を受けてしまったりしてしまいます。特に2拠点生活となると、永住を決めるわけではないので、どこまで地元の人たちが受け入れてくれるかは非常に重要な要素なのです。

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そんなことを考えているときに、市来さんのプロジェクトに出会いしました。今まさに、二拠点居住の入り口となるゲストハウスを作られているのです。現在クラウドファンディングで資金集めとatamista(熱海と関わり暮らす人)を募集されています。僕も速攻でatamistaになりました。今日現在であと4日間募集されています。この機会に二拠点居住を考えている人は、atamistaになりませんか?ゲストハウスMARUYAに1泊3000円で泊まれるパスポートをもらえます。

 

readyfor.jp

 

6/27(土)には、彼らが仕掛けているゲストハウスMARUYA」の他、アーティストレジデンススペース「nagisArt」、クラフト作家の生活の家「Chause」のお披露目会も開催されるようです。興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか?

リノベーションスクール@熱海 3プロジェクト同時お披露目会 | Facebook

 

フラックスタウン・熱海という構想

熱海について色々と調べたり、友人たちと意見を交わしていると坂が多くて大変そうという声が聞こえてきます。それは山の魅力だったり、津波がきてもすぐに高台に上がれるなどメリットではあるのですが、確かに移動は大変。そう思っていたら、凄い近未来的なシェアリング構想がありました。その名も「フラックス・タウン熱海」。

特集●交通と都市の未来系 | FUTURE DESIGN 2009 vol.20 | 東芝エレベータ

 

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詳細は割愛しますが、シェアリングビークルという熱海の公共交通として陸上、海上、空中をシームレスに運行し、散在するさまざまな観光ポイントを繋ぐ小さな乗り物を設置していく構想です。無人タクシーとしてポイント毎に乗り降りはもちろん、乗り捨てができて、自動的に必要な場所に移動してくれます。環境に配慮して基本的な動力は空気と電気によるハイブリッドで、温泉の熱エネルギーも利用するとのこと。災害時にはシェルターにもなるそうで、これが実現したらシェアリング近未来都市Atamiは夢じゃない?市来さんに聞いたらこれは構想だけのようです。海外では既に運用している地域もあるそうで、1台3000万らしいですが、まずは5-10台くらい、DeNAの自動車事業か、孫さんあたりが実現してくれないかなー。

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ということでこれからの熱海に興味がある人はまずはatamistaに。二拠点居住をきっかけにまちづくりに参加すると面白いと思いますよ。自分たちのまちを自分たちで作る。熱海は人口37000人くらいしかいなく、人口減少が深刻ですが少しずつ観光は増えて雇用も増えています。さらに行政がとてもオープンで協力的だそうです。7/15-16にはお祭りもあるので一緒に行きましょう。

こがし祭り山車コンクール

 

あと、熱海で泊まったのはairbnbで大人気のこちら。料理がほんと美味しくて、素晴らしかったです。こちらもオススメです。夕食をオプションで頼めるので、絶対頼んだ方が良いです。

www.airbnb.jp

 

宿泊レポートはこちらが詳しいので参考までに。

koremaji.com